看護師として働くにあたってまず第一に必要となるのが体力です。体力とはおそらく皆さんが思っている通り、長時間の労働に耐え、要求される仕事を完遂できるだけの体力です。看護師の仕事というのは多岐にわたり、一種類の単調な仕事を延々とこなすタイプの仕事ではないので、必然的に体の色々な部分を使うことになります。力仕事は要求されないにしても、作業の密度が高いので一息付く間はなかなかありません。
最近では看護師の生活リズムを考え、食事の時間をしっかり確保しようという動きもあるようなのですが、忙しさは変わらないので基本的に不定期になると思っておいた方が良いでしょう。そのため、しっかりと食べておける時に食べる、つまり家にいるうちの食事というのはかなり大事にした方が良いです。その勤務形態の都合上、家を出るのがかなりの早朝になったり、時には夕方だとか夜だとか、そんなことになりがちであるとは思いますが、そんな時にしっかり食べて体力を付けられるかはかなり重要です。
こちらは看護師の話ではないのですが、知り合いの職場で「ダイエット中なので朝はあまり食べてないんです」と語っていた女性職員が仕事の途中で体調を崩してしまったそうです。知り合いが言うにはどう見ても栄養失調だったようで「女性は体重とか仕事そのものと関係ない要素が絡んできちゃって面倒だね」と言っていたのをなんとなく覚えています。別に男性でもダイエットする人は居るには居るので何とも言えませんが、何にせよそんなことを気にして仕事をして最悪の結果を招くのは本人にとっても周囲にとっても良いことではありません。万全の状態で仕事が出来るように気を配るという、ある意味で当然のことをこの話は教えてくれました。
食事をしっかり、というのは述べたとおりですが、食べるだけで体力がある人間になれるなら苦労はしません。今回の話の絡みであと必要なのは基礎的な体力です。看護師の仕事は事務的なものももちろんありますが、立ち仕事もかなりの割合を占めています。食事も体力を付けるのに一役買ってくれますが、さらに重要となるのは日々の運動です。別に仕事当日に数駅単位で歩けとか拷問じみたことは必要ではないでしょうが、暇な時、特に働き始める前なら時間はあるでしょうから、その内に軽くジョギング等や体操といったウォーミングアップの運動をしておくと後々楽になるでしょう。自宅でもできるトレーニングは色々とあるので少しでも、たとえ悪あがきだと思ったとしてもやっておくだけ損は無いでしょう。
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